疲れには色々な種類があり、それぞれ異なる対処法が必要です。肉体的な疲れの場合は、血流が悪く疲労物質を体外に排出しにくくなっていたり、筋肉が緊張していて硬くなり、それが不調となって表れたりすることが多いです。そのため、まずは血流を改善することが大切です。
中でも、適度な運動や湯船にしっかり浸かる入浴が適しています。また、筋肉の緊張はデスクワークであまり身体を動かさなかったり、肉体労働で一部の筋肉を酷使していたりすると起こりやすいです。この場合は、全身の筋肉を万遍なく使用するように、動かしていない部分を意識的に動かす、酷使している部分を休ませるといった対策を行いましょう。
そして、精神的な疲れは、ストレスが原因であることがほとんどです。手っ取り早いのは、そのストレスの元を消してしまうこと。仕事によるストレスであれば転職や休職、人間関係が原因だとその人と距離を置いた方が良いでしょう。そういった対策が現実的にできないのであれば、専門家や家族など、誰かに話してストレスを解消しましょう。ストレスは自分の中に溜め込んでしまうと悪化するリスクが高まるので、溜め込みがちの人は、放置するのではなく早めに外に出す対策をした方が良いです。
疲れの中には、神経系が起因になっているものもあり、生活習慣の乱れや不眠といった形で表れます。これは睡眠前にスマートフォンをいじったり、仕事で脳を酷使することが多い人によくある疲れのパターンです。この場合は規則正しい生活と、脳を休ませることが良い対策です。特に脳に刺激を与えがちな目を休めることを意識しましょう。目に光が入らない環境で、毎日決まった時間に就寝するのをおすすめします。