疲れの種類・症状とその対策について

疲れは大別すると肉体的なものと精神的なものがあります。中でも肉体的な疲れは全身の倦怠感と部位ごとのだるさ、痛みなど細分化できますが、いずれも十分な休息を取れないことで生じるのが特徴です。

体を激しく動かして肩や腰、足に疲れを感じても休むことができない状態が続くと、疲れが慢性化してしまい、肩こりや筋肉痛などのトラブルに見舞われてしまいます。また、パソコンやスマホのモニターを長く見続けていると目に疲れを感じ、視界がかすんだり二重に見えるなどの症状が発生するケースもあります。

このように、特定の部位に生じる疲れはその原因となる部位の動作を行わないのが最善の対処法ですが、それは仕事に従事する以上、現実的ではありません。こまめに身体を休め、疲れを溜めないように注意することが大事です。

一方、精神的な疲れは多くの場合、人間関係が原因です。不特定多数の人の生活にしっかり密着する介護職などの職業は、精神的な疲れが溜まりやすいとされています。

苦手な人がいると、顔を合わせる度に不快な気持ちが湧いてくるケースもあるでしょう。こうした精神的な疲れは、血圧の上昇や過食などの身体への悪影響もあります。また、責任が重い仕事を任されたり、予備知識もなしに未経験な仕事に従事させられるのも精神的な疲れの原因となります。

これは、社会人であれば誰にでも起こることだと言えます。こまめに休み、リラックスした状態で過ごすことこそ、快適に働く秘訣と言っても過言ではありません。

特に数ある仕事の中でも、介護職は立場上板挟みになったり、利用者から理不尽な要求を言われたりすることが珍しくありません。そんなモヤモヤは溜め込むのではなく、同僚や友人と会って相談するのがベターです。

他にもリフレッシュ方法が色々あるため、自分に合うものを探してみてください。介護職向けのリフレッシュ方法は、以下の関連サイトでも取り上げられていたためアクセスしてみてください。